「毎月先取り貯金をしろ!」とよく言われますが、毎月何円貯金にまわせばいいのだろうと疑問に思ったことありませんか?
自分に適した金額を決めるのって難しいですよね。なので毎月の貯金額の決め方を考察していこうと思います。
はじめに
はじめに自分の収入と支出を把握しましょう!
そのためには家計簿が必要不可欠です。貯金を始める前に1ヶ月家計簿をつけて、支出を把握しましょう。
excellやスプレッドシート、手書きやスマホアプリなど手段はなんでもいいのでつけるところから始めてみましょう!
ちなみに私は手書きで家計簿をつけています。実際に自分で紙に書くので、やっている感がでて達成感があるので、、、
貯金額の決定の仕方
貯金額の決定の仕方にはおおまかに2通りあると思っていて、「手取り収入から決めていく」パターンと「目標を決めて逆算する」パターンです。前者から見ていきましょう
まずは手取り収入から決めていくパターンです。簡単に言いますと、手取り収入の何割先取り貯金するかを決めて貯金していく方式になります。
貯蓄割合の決め方としてオススメなのが収入の10分の1です。つまり1割先取り貯金するわけです。
これは名著である「バビロンの大富豪」にも記されております。
この本はお金の勉強がしたい人には絶対に手に取ってみてほしいです。
この本を参考にしなくても「自分はもっと貯金してやるんだ!」という方は、前述した家計簿を振り返ってみましょう。
家計簿を振り返ったときに毎月何円余裕があるなとか、例えばここの支出を削れば月15000円浮くなぁなど合わせて計算してみてください。
例として手取り20万円の人を出しますが
元々、月2万円余っている状態で家計の見直しをすると追加で月2万円捻出することができました。
その場合、月4万円は貯蓄に回すことができます。
仮にすべてを貯蓄に回すことに抵抗がある場合には、3万円を貯蓄口座に、1万円を普通の預金口座にという風に振り分けておけば、ゆとりをもって生活できるはずです。
この場合、貯蓄率は15%ということになり、バビロンの大富豪の教えよりも蓄財スピードは速いことになります。
次に、目標を決めて逆算するパターンです。こちらは目標に対して、期間と金額を決めなければいけません。
1つずつ見ていきましょう
まず目標の決め方です。正直ここに関しては個人によって様々だと思います。
理由に関しても本当になんでも良くて、大きく「老後の資金が欲しい」や「子供の学費をためておきたい」などでもいいと思いますし、「来年旅行に行きたい」や「車が買いたい」などの目先の目標でもいいです。まずは目標を立てましょう。
目標が決まったら、次に期間です。例えば「老後の資金」だと35年後とか「子供の学費」だと15年後、「来年旅行に行きたい」だと1年後、「車が欲しい」だと2年後などいつまでに達成したいかを決めましょう。
最後に目標金額を決めていきましょう。ここも目標に応じて自分ならいくら必要なのかを調べましょう。
ここでは例として「来年旅行に行きたい」場合で考えてみましょう。
旅行の予算を20万円だとすると1年後に20万円ためる必要があると把握できます。
目標がすべて定まったら、貯金の計画を立てましょう。
1年後に20万円必要であれば月に直すと月1.66666…となりますので月16,000円としましょう。
こうしたら16,000×12をすると192,000円となり、目標の20万円には8,000円足りないことが分かりました。
それを補填するために年2回のボーナス月に4,000円ずつ追加で貯金すれば無事年間20万円をためる計画を立てることができました。
ここまで来たら最後の確認です。ここで家計簿がでてきます。
計画を立てたときに決めた貯金額は自分に無理なくできる範囲なのかを家計簿と照らし合わせて確認します。
自分に無理なくできそうならこのまま実行してしまいましょう!
逆に無理がありそうなら、目標の見直しが必要です。期間を少し長くしたり、金額を下げてみるなど工夫が必要です。
毎月の貯金額の決め方について考察してみましたが、結論としては「自分が何のために貯金をするのかをよく考えて貯金しましょう」となります。
無期限でやるのか、それとも何か目的をもって期限つきでやるのか。人それぞれだと思いますが、どちらの場合でも今まで貯金をしてこなかった人が1歩目を踏み出すチャンスです。
無理のない範囲で貯金をしていき、ゆとりのある毎日を過ごしていきましょう!
最後になりますが、当ブログをお読みいただきありがとうございました。